社員インタビュー
お客様の日々の“当たり前”を陰日向となり支える
T.Y. / ITマネジメント本部 第三ITサービスマネジメント部
文系でも、無理なく仕事ができる
大学は文系でしたが、パソコンの授業が楽しいと思って、IT業界に入りました。当時と比べて、世の中的にもパソコンやITリテラシーは高いですが、入社後には初歩的なことも含めて研修で身に着けることができます。実際に業務に入る前にも、お客さまへ納入するシステムを検証するために使うテスト環境で、システムを動かしながら学ぶことができますので、文系の方でも心配することはありません。
私もそうでしたが、上司や先輩たちがカバーしてくれますので、無理なく仕事を覚えることができると思います。特にNOSのいいところでもありますが、社員のみんながフレンドリーで、親切な人が多いんです。「あれやれ、これやれ」と仕事一辺倒の“カタイ”人もいませんし、何より私生活を優先させてもらえるのはうれしいですね。
小さな積み重ねで、お客様の仕事を守る
お客様に導入いただいたシステムがあり、そのシステムが日々、問題なく稼働していくのを見守るのが、私が行う「運用」の仕事です。正常に稼働するのが大前提ですが、稀にシステムトラブルで、サーバーがダウンしたり、システムが動かないといったことも発生します。その状態をいち早く復旧させて、正常な状態に戻す。何か発生した場合には、スピード感を持って対応する心がけが大切です。
普段、何事もなく稼働させるために、メンテナンスに気を配り、システムにログインして監視するといったことや、サーバーのディスク容量に余裕があるか、負荷がかかっていないかなど、地道な作業が多いですが、そうした積み重ねによって、お客様の仕事を支えます。ただ、「何も起きないことが一番」ですし、お客様からは見えづらい部分での業務も多く、なかなか評価されにくい部分ではあります。何か起きたときに、迅速に対応して解決した際に感謝の言葉をいただくことがあります。そういったときには、あらためてお客様の仕事を支えているのだと実感します。
失敗で身についた注意深さ
業務では運用の他にも、お客様がシステムを新たにバージョンアップさせるといった案件もあります。私がまだ若い頃、システムのバージョンアップで失敗をしたことがあります。こうした業務では、古いシステムの設定を新しいものにどう引き継ぐかがとても重要です。ある時、自分ひとりの判断で「この設定は必要ないだろう」と引き継がなかったところ、本番稼働後にシステムが動かないということが起きました。
すぐに復旧させることはできたのですが、よくよく調べてみると、「いらない」と思っていた設定が実はかなり重要でした。以来、自分の思いつきや、少しでも確認が必要だと思うことは、しっかりと調べたり、お客様からヒアリングをして、さらにテスト環境で試すなど、確認する習慣をつけました。お客様の仕事を止めることは、そのまま利益の損失につながりますし、NOSの信頼を損なうことにもなります。そのためにも、注意深さを持って仕事に臨んでいます。
心に残る一言
「恩を受けました」
あるお客様が、得意先とのEDI(電子データ交換:ビジネス文書などを通信回線を通してやり取りを行う)にトラブルが起きて、やり取りができないことがありました。問題は、得意先の方にあり、2、3日経っても状況は改善しません。異例ですが、私がお客様の得意先へ出向いてトラブルを解消しました。その得意先からは「助かった!」と感謝されましたし、お客様からは、「恩を受けました」と言われ、お礼にと食事に連れて行っていただきました。
3人の子どもがいるのですが、休日には子どもたちの習い事に付き添いで行きます。子どもが楽しむ姿や、成長を見るのが何よりの楽しみです。それにうちの会社は私生活を優先できるので、子どもが体調を崩したときでも気兼ねなく休暇を取れますし、家族の時間を大切にできるんですよ。